e-ZUKAスマートフォンアプリコンテストは、福岡県飯塚市が様々な皆様のご支援をいただきながら開催しているスマートフォン、タブレット端末向けのアプリケーションの開発コンテストです。 2012年度に第1回を開催し、今回で4回目となります。
当コンテストでは、協賛企業及び主催者が出題するテーマに則した作品を、飯塚市に限らず広く全国から募集します。
参加希望者は、専用ホームページなどから2015年5月1日から7月31日8月17日までの期間にエントリーを行っていただいた後、企画書等提出期間中に企画書等を提出していただきます。その後、協賛企業および審査員による書類選考(一次審査)を行い、2015年9月中に一次審査通過者を決定します。最終審査は、2015年11月下旬に飯塚市内で「公開プレゼンテーション及び実機によるデモンストレーション」により審査、各賞を決定し、同日、受賞作品の発表ならびに授賞式を行います。
各賞受賞者には、グランプリ(最優秀賞)受賞賞金30万円のほか、各協賛企業賞、飯塚市長賞の贈呈などを行います。
個人又は個人のグループ
※居住地、学生、社会人を問わない
企業又は主催者が設定した募集テーマに則したスマートフォン及びタブレット端末向けアプリケーション
グランプリ1点(賞金30万円)
飯塚市長賞1点
協賛企業賞各1点
※ それぞれ表彰状、表彰楯を授与する予定。賞品未定。
平成27年5月1日(金)~平成27年7月31日(金)8月17日(月)
協賛企業及び審査員により以下の手順で審査を実施。
一次審査(企画書による書類審査)
二次審査(一次審査通過者による公開プレゼンテーション及び実機デモンストレーションを実施。会場(飯塚市内を予定)及び開催日時等は調整中)
〔審査基準〕
・開発テーマに沿っているか
・スマートフォン・タブレットPCの機能を活用した技術であるか
・ユーザーの視点から見た楽しさ、便利さ、驚きがあるか
・技術レベルは優れているか
飯塚市では、「飯塚市新産業創出ビジョン」にもとづき“人と産業が集まり成長するまち”の形成を目指した施策を展開しています。こうした中、「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト」は、この飯塚の地において、アプリ開発を行うエンジニア・学生・IT企業等の皆様の交流の場を生み、優れた技術者の育成や自由でクリエイティブなアプリ開発の推進することにより、やがては、飯塚が“IT技術者の拠点”となることを願い開催しております。
このコンテストも今回で4回目となりますが、過去3回、モバイル業界をとりまく状況が刻々と変わってゆく中、様々なアイデア、技術などを盛り込んだ素晴らしい作品を全国各地からご応募いただき、年々内容もますます充実してきているものと感じています。今回も是非、飯塚市内外に関係なく日本全国の皆様からの多くのご応募をお待ちしております。
最後になりましたが、本コンテスト実施にあたり、趣旨にご賛同いただきました協賛企業、後援企業・大学・団体、審査員の皆様に心から感謝申し上げます。
平成27年5月1日
飯塚市長 齊藤 守史
スマートフォンがまさに生活の中心として役立てられる時代となりました。スマートフォンと連携して活用する各種ウェアラブル端末や通信機能付各種電子機器等が次々に登場していますが、それらの機器類は皆さんの手のひらにあるスマートフォンを通じて情報を閲覧したり機器を操作したりするなど、スマートフォンがこれまで以上に中心的役割を果たしていくことは言うまでもありません。
スマートフォンを日常生活の中でいかに活用・応用していくかを柔軟な発想で考案できるのは、まさに“スマートフォンネイティブ世代”とも言える学生のみなさんや、それに近い若い世代の方々です。飯塚市には、優秀な開発者を輩出する九州工業大学情報工学部があり、さらに九工大発のICTベンチャーがひしめいているICTの街です。この飯塚市を中心に九州各地で学ぶ優秀な学生さんや飯塚市のICT企業と、日本中の開発者やICT関連企業がこのコンテストを通じて巡り合うことで、産学官連携による新しいICT利活用の潮流が生み出されることを大いに期待しております。
モバイル研究家
モバイル学会副会長/青森公立大学准教授
木暮 祐一